日本の良さを感じる旅(極楽往生編②)

2016-02-06 (土)
- 紀行文/chugoku

極楽往生を体感するのは、人間の三大欲求「睡眠欲」「食欲」「性欲」が満たされたときではないでしょうか。
日本の良さを感じる旅の真の目的がここにある。そのPart2

さぁ!カニ食うぞ~!!

食欲①~出雲そば

"出雲そば"という郷土料理が有名らしい。
wikipediaによれば、戸隠そば、わんこそばと並ぶ"三大そば"のようです。

そしてさすがDr.ミズノ。
研究やら出張が超多忙にも関わらず、出雲そばの名店を調べてくれていました。
そこが「献上そば 羽根屋
江戸末期の創業で、昭和40年に昭和天皇・皇后両陛下が御行幸の際にここのそばを献上したことがあることから"献上そば"……なのだとか。(羽根屋webサイトより)

そばなんてどこで食ったって同じ。だから出雲大社近くのその辺の蕎麦屋でも良くはないか?など軽い気持ちで考えていたのですが、 Dr.ミズノの食に対するこだわりはさすがで、「どうせ食べるなら本店で!」ということでレンタカーをとばして、羽根屋の本店に向かった。

献上そば 羽根屋 本店
fig.本店はこじんまりしていた

油断すると見落としてしまいそうなほど、ひっそりと佇んでいた。
お昼を相当過ぎていたこともあって店内は混んでおらず、並ぶこともなく席に案内された。

Dr.ミズノは三色割子定食(1,200円)、私は三色割子そば(900円)を注文。
割子とはそばの容器が三段重ねになっており、まずはつゆを一番上段のそばにかけて頂く。食べ終わったら上段の容器に残っただし汁を二段目の容器にすべてかけて 二段目のそばを頂く……という風に、その都度、味の違うそばを食べることができるという仕組み。

待つこと十数分……。

三色割子そば
fig.そばキタ-------(゚∀゚)--------!!

と思ったら

量少ネ-----------(´・ω・`)-----------

てっきり三段のそばというから量が多すぎて、Dr.ミズノが注文した定食は食べきれないのではないかと思っていたのですが……。
これだったら+300円で定食注文しておいた方が絶対良かったわ。ケチるんじゃないかった

いつも料理のチョイスに失敗しているような気がするのは、生まれ持った天命なのか……。

三色割子そば
fig.そば二段目
三色割子そば
fig.そば三段目

そばは噂に違わず、大変美味しゅうございました。
あっという間に平らげた(←もともと量が少なかったこともあったが)

食欲②~カニ・カニ・カニ

カニといえば、有名どころでは北海道のタラバガニでしょうか。真っ先に"カニ道楽"を思い浮かべるかもしれないが。
他には、個人的には大学のときに友人と行った北海道旅行で親から「ハナサキガニ買ってこい」と言われ、そこで初めて知った"ハナサキガニ"

そして今回の「日本の良さを感じる旅」の最大の目的が鳥取近海で捕れる"松葉ガニ"
Dr.ミズノに「カニ食いたい!カニっ!!!」と無理難題を言ったためか、最高級のカニ料理を選んでもらっていた。

さぁ~お腹も空いたし、あとはカニ様の御到着を待つばかり。

そして・・・

松葉ガニ料理
fig.カニどーーん!!
松葉ガニ料理
fig.倍率どん!さらにカニ!!
松葉ガニ料理
fig.カニの刺身っ!!!
松葉ガニ料理
fig.カニの寿司っ!!!
松葉ガニ料理
fig.カニの土瓶蒸し!!!
松葉ガニ料理
fig.茶碗蒸しもカニ!!!
松葉ガニ料理
fig.カニの焼き物!!!
松葉ガニ料理
fig.カニ鍋!!!
松葉ガニ料理
fig.カニのてんぷら!!!
松葉ガニ料理
fig.フィニッシュはカニのご飯&味噌汁!!!
松葉ガニ料理
fig.デザートはカニじゃない!!!

このように超ハイテンションになってしまうぐらいカニ尽くし、カニ三昧。

と、いうか、カニ・カニカニ!!!

どうだ!こんだけカニ出しとけば客も文句ねぇだろう!!ぐらいの勢い。そして食べてみれば、

むほぉ~!!超しあわせやぁ~!!!

……涙が出てくるほど美味しかった。
つらい思いや苦しい思いをしながら仕事をして生きている毎日。年に1回ぐらいは……年に1度ぐらいは、こんな思いをしても神様だって許して くれるのではないだろうか。罰も当たらないのではないだろうか。
心の底から思った。

もうそれからはひたすらカニに夢中。
カニにむしゃぶりついているところを動画や写真に撮ったりして大喜び。
「世は満足じゃ……」
このセリフが自然に口をついて出てしまうほど殿様気分を思う存分味わった。

家族への気遣いが出来る男

ところでDr.ミズノは1児の父にして天才物理学者。
嫁、子どもほったらかして旅行で、うまいものを食べまくっているとなると「ワタクシは育児で忙しいのに、アンタだけ良い思いをして許せないわ!キ---------------!」 などと嫁がヒスを起して夫婦問題に発展する……という話をインターネットでよく見かけます。

今回、せっかく新年会するのだから「1泊2日の旅行に行きたい!」と言ったら、多くの既婚者から「子どもも小さいのに泊まりでいけるか、バカ」(意訳)と お叱りを受けたのも理解できます。

Dr.ミズノ家だけ亭主関白で例外なのかと言われれば、そうではなさそうな気がした。
彼は旅行中でも度々、嫁にメールや電話をしていた。
出雲大社では息子のために書いた絵馬を写真に撮ってメールで送ったり、温泉街では買ってくるお土産の件について電話をしたり、 カニを食べている最中も電話をして報告をしたり、嫁や子どもの様子を聞いたりしていた(自分も酔っ払っていて訳がわからない状況の中で、Dr.ミズノ嫁と話をさせて頂いた)。

きっとDr.ミズノ夫妻はアドラー心理学的に言えば「信用」の関係ではなく「信頼」の関係にあるように思える。
ギブアンドテイクの"信用の関係"から"無条件の信頼"の関係へ。夫婦はこれが目指すべき理想の姿なのだと知った。

また、こまめに家族に連絡をとって気を遣っている……そんなDr.ミズノの一面が見られたことが、今回の旅の新しい発見だったかもしれない。
かつて香川にうどんを食べに行ってスピード違反で捕まったときに、落ち込んでいるこちらの気もしらないで、ゲラゲラ笑いながら電話をしてきた昔とはえらい違いだな、おい。

そんな信頼の関係にあるはずのDr.ミズノも宿泊料だけは嫁に教えられないとぼやいていました。
高級な部屋に泊まり、カニをじゃんじゃん食べて、酒をガンガン注文したそのお値段は……

宿泊料
fig.2名様代金

「・・・・・・・・・・・・。」

マジか。

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